2015年08月05日

「鳥のコカ・コーラ」の話

fakkinhot.jpg



クソ暑くてやってられるかああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
ジャパンは気温高くて湿度高いとか蒸す気かああああ!!


という地獄の中、いかがお過ごしでしょうか皆様。

もう冷たい炭酸飲料が捗る捗る(そしてデブ一直線
もっとも炭酸飲料じゃなくて塩とポカリスウェットみたいなやつにしといた方が安全だし健康的にもいいんでしょうけど、そうはならないのが人間の性。塩にはこだわるのでワシ沖縄とかの塩がええのう( *´ω`)岩塩だとしょっぱすぎて舐められん(これはこれで塩分過多になる予感

ところで炭酸飲料の代表格としてはやっぱりコーラということになるのでしょうか。コカ・コーラとペプシの仁義なき戦いは有名ですね。最近はコカ・コーラが天然由来甘味料ステビアを使ったものを出してるようです。特保コーラと言い、炭酸飲料なのにえらく健康に気を遣うんですねえ。なお、私はペプシNEXを、日本発売当初にやってた懸賞目当てで一生分飲んだのでもういらないです(ぉ

余談ですが、甘味料の話だと下の話が大変面白いです。確かに害があるとかないとか以前に砂糖じゃないものと比べるとうまくないような気が・・・・特に昨今のゼロ飲料のマズさときたら。

人工甘味料なんとかしてほしい (券売機で購入できます)

と、そんなコーラの中でも「鳥のコカ・コーラ」と呼ばれるものの成分について書いてみました。

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2014年07月04日

世界一大きい花の臭いの話

筑波実験植物園のオオショクダイコンニャクが先日開花したそうです。

筑波実験植物園コンニャク日記

なんじゃそりゃと思うかもしれませんが、この熱帯雨林原産の花、地面に出てる部分がほぼ花(正確には小さい花の集合体)で、その高さは3メートルにもなるという世界最大の花なのです。しかもこれ、花が咲くこと自体が極めてまれな上に、咲いて2日目には閉じ始めるというシロモノなので、もうレア中のレアな花。そのため開花の度にこの花を一目見ようと大量に人が押し寄せるそうですが、週末に合わせて開花するとはずいぶん空気の読めてる花のようです(ぉ

ショクダイオオコンニャク.jpg
写真はwikipediaから

そしてこの花、巨大でレアなこと以外にも有名なことがあります。それは「非常に臭い」ということ。開花時から肉の腐ったような強烈なにおいを発するため、その変な形と相まって『世界で最も醜い花』にも認定されてるそうです。

これだけ強烈なにおいだといったいどういう成分が含まれてるのか気になってきますが、何せ全然咲かない上にあっという間にしぼんでしまうので調査も大変です。ですが、それを測って分析した研究があります。

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2014年01月23日

竜の血の赤、虫の赤

竜の血とか2014年冒頭からえらい中二病なこと書いてますが、もちろん本物の竜ではありません。竜血樹という、響きからしてなんかかっこいい木のことです。カナリア諸島の他エジプトやハワイなど自生しているようですが、最近ではインド洋に浮かぶイエメンのソトコラ島が、竜血樹を含めた独自の生態系と世界遺産への登録から注目を集めています。行きたい(かなわぬ夢

基本的には竜血樹とはDracaena属の植物のことを指すそうですが、この木の樹皮からは真っ赤な血の色をした樹脂が得られ、これを竜血、dragon's bloodと呼んだことから、竜血樹という名前(dragon's blood tree)が付けられています。また、成長が非常におそく、年輪がないことも特徴で、その樹齢は推定数百〜数千年とも言われています。

真っ赤な樹液を出す不思議な木「竜血樹(リュウケツジュ)」(DairyNewsAgency)

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2013年07月13日

やけど虫の毒と抗がん活性

なんだか急激にアクセスが伸びてるのでなにかと思ったらアオバアリガタハネカクシが大発生しているらしいです。

・昆虫の毒-タダでは死なない話-
・【やけど虫に注意】皮膚にとまったアオバアリガタハネカクシを潰さないこと(Naverまとめ)

アオバアリガタハネカクシはやけど虫とも呼ばれる1cm程度の小さな虫で頭、尻と羽以外が全身オレンジ色という実にド派手な虫でいかにも危険な香りがプンプンします。農業害虫を食べてくれる益虫ではあるんですが。
羽隠し.jpg


実際毒を持っており、刺されると水ぶくれのような症状が出るのですが、この虫の恐ろしいところは知らずに潰したり、払いのけたりしたときの体液でも十分にこの症状が出るところ。虫嫌いな人ほどひどい目にあいそうです。その強力な毒成分の正体はペデリン(pederin)、二つのピラン環ユニットがアミノアセタールでつながった(点線の部分)非常にユニークな構造をしています。ちなみによく比較に出されるツチハンミョウの毒はカンタリジンであり、全くの別成分です。
1 ぺデリン.jpg


さて毒だ毒だと話題になるこのハネカクシのペデリンですが、別の生理活性を研究の結果、非常に低濃度でも抗がん活性を示したり、タンパク質合成阻害活性を有するなど、様々な役に立つ側面があることがわかっています。ペデリンファミリーと呼ばれるこの化合物群はその強力な抗腫瘍活性などから標的分子(タンパク)やさらに強力な合成誘導体の探索など、研究が進められているのです。
とすると、上のペデリン構造中点線で囲ったアミナール部位なんかはなかなか珍しい構造なので、この活性になんか関与してそうなにおいがします。

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2013年05月31日

タコが光ってもいいじゃなイカ!−青い毒タコ・ヒョウモンダコ科の秘密−

イカ・タコと言えば軟体動物の代表格二大巨頭としてお馴染みです。どちらもスミを吐き、体の色を変えることができ、触手を持っているという共通点があります。とはいうものの、知能的にはタコは圧倒的に優秀で、ビンの蓋をひねってあけることができるなど、極めて発達した知能を持っている生き物です。

ところが最近ときたらやけにイカの勢いが止まりません。タコの値段高騰でタコ焼きがどんどん庶民の食べ物でなくなっていく一方で、イカの方はイカ娘イカセンター(タコセンターはないっぽい)。更には生きた状態での撮影に成功して世界的に話題になったダイオウイカは、七月の国立科学博物館「深海」展に合わせて遂にNHKがグッズ販売に乗り出す事態。そして「男子ごはん」でも国分太一が『イカの方が、タコより(料理の)バラエティある感じしますもんね〜』などとタコをdisる始末。終いには童貞イカすら(学術的に)話題になる有様。と書いてる本人も「(イカ)塩辛、干しちゃった」なるおつまみを手にいれて「酒!飲まずにいられないッ!」状態になるなど、タコが全方位でフルボッコ。

国立科学博物館「深海―挑戦の歩みと驚異の生き物たち―」(2013/7月6日〜10月6日)
↑ダイオウイカストラップ付前売り券は既に完売という人気っぷり(;´Д`)
Sexできないイカの精子は特殊な進化を遂げた(アレ待チろまん)
いかの塩辛をフリーズドライにした「塩辛、干しちゃった」を食べてみました
(GIGAZINE)


そんな受難続き(?)のタコですが、ある種のタコの面白い機能が明らかになったという報告が最近あったので紹介しようと思います。


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posted by 樹 at 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物の化学物質 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする