2010年10月31日

実験、爆発:やってはいけない組み合わせ

つい先日東京の大学の研究室で爆発事故があり、指が吹き飛ぶと言った事故があったようです。詳細は未だ不明ですが、化学に限らず実験は危険と隣り合わせであることをつい忘れがちです。筆者もB4の時に近くの研究室での爆発を目の当たりにしていますし、研究室での火柱も何度も見ています。こういうのは言っても分からないものなので研究室入りたて位の頃に一度体験しておくのが一番クスリになるんですが、命がかかっているのでそうも言ってられません。UCLAでのt-BuLi(空気に触れるだけで火が出る、通常溶液なのでシリンジから火が出る、いわゆる火炎放射器状態)での死亡事故は有名ですが、気をつけてもこういった不慮の事故が起こってしまう一方で、実験者による明らかなミスでの事故も多くあります。こういう場合「知らなかった」では済みません。死ぬのは本人ですし。試薬によってはやってはいけない組み合わせも存在します。そんな中から今回は一つアジドの話。続きを読む
posted by 樹 at 02:28 | Comment(5) | TrackBack(0) | 事故・爆発・毒物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする