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2015年12月24日

Pacifichem(環太平洋国際化学会議)2015 in ハワイに行って、ついでにNitrogenieにも行ってきた

5年おきにアメリカのハワイ・ワイキキで開かれるPacifichem(環太平洋国際化学会議)に行ってきました。

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某会場からのビーチの絵。一応言っとくと水着で発表したりなんかする学会じゃないですよ?


知ってる人も多い気がするのですが簡単に説明すると、日本化学会や中国、韓国、アメリカ等々環太平洋地域の化学会協賛で5年に1度ハワイ州ワイキキで開かれる化学の国際会議です。なので普通の国際学会と比べても相当大規模です。そして南国らしくスーツで行くと浮きます。ノーネクタイ普通でアロハシャツとか襟がついてればなんでも許される感。まあこの辺はセッションにもよるのでジャケットは持っといたほうが安心かも。

協力学会.jpg

日本だけやたら突出して無数の学会が協力してるの見て、いろいろ察したりするのはやめるんだ!

化学と言ってもほんとに幅広い化学なので1週間弱の開催期間で有機、無機、高分子、生化学医化学関連の発表が口頭発表ポスターと大量に行われます。まあ金の無駄だのレジャーに偉そうな名前を付けただけだの日本人だらけなのに何が国際学会だなどと陰口(?)叩かれる学会としてもおなじみですが、いいんですよ同窓会みたいなもんだし、実際分野違いで全然会ってない人とも会えるわけだし。それに今日び次回来れる保証ないし、ポスト的な意味でも財政的な意味でも。

個人的にはこれだけ日本人参加者多いし(全体の半分以上)、今後のチャイナ枠の増加(実際今回かなりオーラルでも多かった)を考えたら、ハワイじゃなくてシンガポールとか香港当たりでやってもらえると色々楽なんですけどねえ、とか思ったりするんですが。まあ『アメリカでの学会発表』という実績が作れるのがやっぱし重要なのかなあとも。


メインの会場はハワイコンベンションセンターでアラモアナショッピングセンターの近く、抜け出して買い物にさぼるには持って来いです。ポスターはすべてコンベンションセンターですが、オーラル発表の会場は分野やセッションによって異なります。今回は材料や超分子、計算化学などはコンベンションセンター、有機金属や天然物、フローなどはヒルトンハワイアンヴィッジで行われていました。医療系のはだいぶここから離れたところでやっていたので移動はなかなかしんどいのですが、シャトルバスも出ているのでタイミングが合えば乗ったほうが楽です。ポスター発表会場も極めて広大で、ポスター一件一件をじっくり見ていくと制限時間の2時間では絶対に見終わりません。しかも午前と夜の部があるので、講演含めてまじめにフルに参加しようと思うと相当移動も含めて忙しい学会です。言い換えるとコネクションを広げるのにはうってつけの学会ともいえます。また「日本人だらけ」と言ってもセッションや会場ごとで全然比率が違っていて9割日本人というところもあればまるでいないところも。

これだけ大規模な学会なのでPlenaryやInviteで呼ばれる人らも豪華なメンツがそろっており、まとめて一気にナマ有名研究者を拝める大変いい機会です。もちろん論文的成果だけじゃなくて研究者本人の哲学や方針、今後解決しなければならない課題なども見えてきますので色々な人の講演をさぼらないで聞くのはだいぶためになりますよ。あと講演のうまさが光る人とか。Tobias Ritterなんかお前はアップル新商品の発表でもするんか、といった感じ。前回5年前ではKC NicolaouがMaitotoxinの合成全フラグメントの怒濤の講演があって「これまじで2,3年で全合成でてくるんじゃないの?」と思わせる迫力でした。ペーパーとしては色々見てはいますが生講演での迫力気迫はまた別格でした。



マイトトキシン全合成は成るのか(有機化学美術館・別館)


まあその数年後KCがあんなことになっちゃったのは↑の通りなんですけど。
もちろん超有名人や大御所、ライジングスターもいいのですが、個人的には日本にあまり来なさそうな人をチェックしておくがおすすめ、ほんと見る機会ないし。


え、さっきからハワイ学会会場の写真がないって?
撮るの忘れてたんよ!
見たら大体証拠のために自分映ってる写真とか発表したセッションの看板写真ばっかで、学会自体の看板だけ映してるのとか撮ってなかったみたい(;´Д`)
ちゃんと出てるから!発表してるから!


ちなみに企業ブースもグッズがほかの学会より充実していてボールペンやらUSBメモリやらマウスに、果てはレーザーポインタまでもらってきました∩(>◡<*)∩



という学会の話だけだと普通だし、学会講演内容の話は書けないし、別に特に目新しいこともないし過去のほかのブログで事足りる内容になっちゃうので、なんかほかに面白いネタないかなーと思ってたら見つけました。アラモアナショッピングセンターでNitrogenieを!

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このNitrogenieというアイスクリーム屋、最大の売りはアイスクリームをふんだんの液体窒素で作るということ。もはや一般的になり過ぎた後に衰退気味なCold Stone Creameryの場合には超冷やした石の上でアイスを混ぜてましたが、こちらはもっと低温、-200℃にまでなる液体窒素で凍らせてアイスクリームにして提供するスタイルなのです。アメリカ各地にあるようですが、海外だとインドネシアのバリ島やタイ・バンコク、オーストラリアにもあるようで、そのうち日本にも上陸するんじゃないかと予想。

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↑液体窒素なんてケミカルなもん使ってるのに「きれいな空気から作った液体窒素」だとか「すぐに揮発して大気中に還元されるので環境にも優しい」的な自然派感出してるのがおもろい。液窒コンプレッサーすぐそこに見えるんだけどその辺の店周辺の空気吸って作ってません?ああ、ハワイは空気がきれいだからいいのか()


容器2.JPG
↑なんかどっかで見たような容器が・・・


混ぜる3.JPG

混ぜる2.JPG
材料をかき混ぜながらデュワー瓶魔法瓶からえきちをだばー

というビジュアル的にも面白いお店です。来ていたお客でも子供はめっちゃ食い付いてましたし、Pacifichemに参加するような理系人間であれば周辺装置も含めて色々突っ込めるお店です。世界展開もしているようですし、次回Pacifichemやその他海外学会で見つけた際にはぜひネタとして訪ねてみてください。


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まあ単なるアイスクリームなんすけどね!
ちなみにお値段はシングルカップで5ドル=600円強(12/20時レート)なので、ハーゲンダッツと値段比較したら負け。


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