2012年01月07日

特殊記号の出し方・ショートカットキーまとめ

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしく。
普通のネタもやらないとと思ってはいますが、時期も時期なので前回に引き続き、今度は修論や卒論向けに特殊記号の出し方とかをまとめて載せておきます。べっ、別に手抜きじゃないんだからねっ!半ば自分用のまとめなだけでw

化学、物理、数学等ではかなり特殊な記号を使うわけですが、日本語で打ってると大体「きごう」と打って変換するか、読み方を打って変換してしまえば大抵の場合済んでしまうのでそんなに困りはしません(めんどくさいけど)。が、ChemDrawなどを使っている場合で大抵初めて気付くのですが、日本語が使えないような環境で特殊記号を出そうと思うと、どうやって出したらいいのかわからん!となるわけです。日本語から無理やり出してきても英字環境だとバグるかもしれないし(修論なら日本語環境でしょうけど、投稿論文だと英字じゃないとまずいし)、いちいち特殊記号用のテーブル出してポチっとするのは至極面倒。

実際には[Alt]キー+[数字]で出せるのですが、そんな数字教わらないとわからん!とか覚えられん!とかなるわけです。というわけで化学のレポートや卒論修論で使いそうな記号類のを取り出してまとめてみました。
(1/10 一部修正とかいろいろ追記)

関連他まとめ系エントリー:
・研究室に貼っておくと便利な表などをあつめてみた
・検索・計算に使える化学サイトをあつめてみた
・powoerpointのショートカットキー
・特殊記号の出し方2:論文の著者注釈に使われてるやつ編


以下はAltキーを押しながらテンキーの数字を打ちこむことで出る記号群です。MS Wordなら日本語変換でもやれますが、ALTコードを覚えておくとChemDrawで便利。但しギリシャ文字はChemDraw上ではこれで出せないのでspecial character tableで出すか、アルファベット打ってfontをsymbolに変更するかしてください。また日本語変換で出した記号やギリシャ文字は、完全英語環境で読んだときに文字化けすることがあるので、その可能性がある場合にはALTコードで出しておくのが無難でしょう。


Alt 0150 – enダッシュ。分かりにくいけどマイナスより長い。
範囲を表す「〜」と同じ。
NMRの帰属表や化合物番号範囲を表すのに地味に必須の記号。
Alt 0151 − emダッシュ。enダッシュより長い。カッコの代わりに使う。
Alt 0177 ± 意外と出すのに苦労する±
Alt 8722 − マイナス。テンキーのマイナスより長い。論文だとテンキーの方で書くと直せと言われる。
Alt 0181 μ 「マイクロ」。ミューの出し方はまた別。
Alt 0183 ・ センタードット、太い方は0149で。
Alt 0176 ° ℃の°、後に普通にCを打てばよろし。
Alt 0197 Å  オングストローム
Alt 9675 ○ でかい白マル。黒マルは9679。
(2013/2月7日:en-dash, em-dash追加, 4/3:マイナス・白黒マル追加)
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追記&修正:指摘がありましたので℃のコードをAlt176に修正。Alt 0186で出てくるのは ℃の°に似てるけどちょっと細長の別の記号で" o " masculine indicator。Masculine indicatorってなにかと思ったらスペイン語の記号だそうで(教えてgooより)
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マイクロの出し方を覚えておけば"m"うってsymbolにフォント変更しなくて済みますので、変換忘れでμLがmLに!なんてこともありません。

Alt 0153 ™ TM
Alt 0169 c (C)
Alt 0174 R (R)
商品名などにどうぞ。TMはTMって打って上付+斜体の方が圧倒的に楽だけど。

Alt 0134 †
Alt 0135 ‡
Alt 0167 §
Alt 0247 ÷
Alt 0215 × かける、バツ。エックスじゃないよ
Alt 8786 ≒
Alt 8800 ≠
Alt 8801 ≡ 合同の記号
Alt 8804 ≤ 不等号、逆向きは8805
著者のところによく付くダガー類や等号関係。(2013,4/3:不等号追加)

Alt 916 Δ 大文字デルタ
Alt 934 Φ 大文字ファイ
Alt 945 α
Alt 946 β
Alt 947 γ
Alt 948 δ
Alt 951 η
Alt 955 λ
Alt 957 ν ブイじゃなくてニュー
Alt 960 π
Alt 963 σ
Alt 964 τ 半減期のタウ


小文字のデルタなんかはNMRテーブルで山のように出てきますね、大文字は大文字で熱条件で使うし。これで出しておけばいちいち"d"打ってフォントを"symbol"に変えるなんてことしなくて済みます。ここに挙げてない文字は↑に挙げたキーの数字の並びにあるのでそれを元にして出してみてください。

Alt 0248 ø
Alt 0252 ü
Alt 0233 é
Brønsted酸とかKarl Anker Jørgensenのアレ、Alois Fürstnerのアレ、Jeff Aubéのアレ。このキーの周辺はこんな感じの特殊文字が集まっているので上に乗った'の向き違いのやつや他のウムラウト文字もこの辺にあります。

なお、テンキーが独立していないノートPCの場合には単純にこれを打っても出てきません。まずNum Lockをかけてキーボード上のテンキーを出し(789, uiop, jkl;, m./ のキーに薄くテンキーの数字がプリントされているはず)、その上で上記の操作をすることで出せるようになります。Num Lockの掛け方はたぶん機種によるんでしょうけど、 [Fn]キーを押しながら[F11]あたり(電卓というかビンゴみたいな絵が書いてあるキー)を押すことでNum Lockがかけられます、解除も同じ操作。

・Alt Code symbols on Laptop keyboard

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※追記(19:00)
よく考えてみたら今のChemDrawってSpecial Character Windowが出せて1テキストボックスに何個も放り込めるからそれの方が早い場合も結構ありますね。昔のはCharacter windowの記号一個につき個別のテキストボックスにコピーされちゃって不便極まりなかったのでALTコード必須だったんですが('A`)

まあChemDrawよりもWordやPowerpoint、Evernoteなどいろんなもので使えるのでAltコードは覚えておいて損はないです。よく使う記号ならChemDrawでもAltコードの方が早いし。
あとマウス使わないでキーボードだけで色々やってると何かかっこよく見えるし!
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ALTコードなんていちいち覚えてられるか!!!ヽ(#`Д´)ノ
という貴方。MS Word限定ですが、一部の文字はALTコードを使わなくても出せるショートカットキーがあるのです。テンキーも使わないのでノートPCでの卒論・修論書きでは特に楽になります。但し、英字キーボードと日本キーボードでは文字の配置が異なるため、操作が若干異なる場合があります。

・オングストローム
CTRL + [@] の後、 SHIFT + [A]
(英)SHIFT + CTRL + [2], SHIFT + [A]

CTRL + @ をした後で大文字のAを出せば、上に○の乗った「A」、すなわちオングストロームの記号が出てきます。同様にして他の文字を打てば上に○の載った文字が出せます。

・é
CTRL + SHIFT + テンキーじゃない方の[7]('がついてるキー) の後に [e] or [E]
CTRL + ['], [e] or [E] (英語キーボードの場合)

・ø
CTRL + [/] の後に [o] or [O]

・ü
CTRL + [:] の後に u or U
SHIFT + CTRL + [;], [u] or [U] (英語キーボードの場合)

オングストロームと同様に、これらも目的の文字を打ち込めばそれに対応した文字(' / :が乗った文字)が出てきます。

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°の記号もショートカットキーで出せます。

CTRL + [@]の後に[spaceキー]
SHIFT + CTRL + [2], [space key] (英語キーボードの場合)
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ついでに、知っておくと楽なショートカットも載せておきます、この辺はある程度常識的なものも混ざっていますが、上付き・下付き・斜体・太字・置換・印刷のショートカットは便利だし、検索窓のショートカットは論文で目的の項目を探し当てるのに必須。

文書全体を選択     CTRL + [A]    
切取         CTRL + [X]
コピー         CTRL + [C]
貼付          CTRL + [V]
全角カタカナ変換    日本語変換時に[F7]

検索         CTRL + [F]    
置換         CTRL + [H]

太字         CTRL + [B]
斜体         CTRL + [I]

上付き(解除も同じ) CTRL + SHIFT + [;]
(英キーボードの場合)  CTRL + SHIFT + [=]
下付き(解除も同じ) CTRL + SHIFT + [=]
(英キーボードの場合)  CTRL + [=]

印刷         CTRL + [P]
上書保存     CTRL + [S]
やり直す     CTRL + [Y]    
元に戻す     CTRL + [Z]
全体の最初に移動する CTRL + [HOME]    
全体の末尾に移動する CTRL + [END]

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※追記(19:00)
どうもPowerpointでの下付きショートカットはWordのとは異なり、
CTRL + [ ; ]
のようです。ちなみに英字キーボードの場合はWordと同じ。
なんてややこしい(;´Д`)
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と、今回はショートカットキーをまとめてみました。どっかにコピーして見やすくまとめて印刷、机に貼っておくと便利ですよ(特にAlt code)。
追記と修正だらけで見にくくなった(;´Д`)

関連他エントリー:
・MS WORDショートカットや特殊アルファベットの入力法まとめ
・powoerpointのショートカットキー
・特殊記号の出し方2:論文の著者注釈に使われてるやつ編

by カエレバ
posted by 樹 at 10:00 | Comment(6) | TrackBack(0) | 化学とネット・PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Alt 0186はmasculine indicatorで、 Alt 0176がdegree signかと。似ているので紛らわしいですが。
Posted by abcd at 2012年01月10日 19:21
>abcdさん
すいません、間違ってる細長い方のコードを書いてしまいました。
あれはmasculine indicatorと言うのですね、勉強になりました。
早速修正しておきました。
ご指摘ありがとうございます。
Posted by かんりにん at 2012年01月10日 23:20
μの半角を出すために苦戦していましたが、お陰で上手く出せました。ありがとうございます。
今後も参考にさせて頂きます。
Posted by ema at 2012年09月21日 16:26
>emaさん
ありがとうございます、お役に立ててなによりです。
Posted by かんりにん at 2012年10月06日 02:25
特許翻訳を生業とするものです。
×の半角を出せず苦労していましたが、お陰様で助かりました。
「x」や「*」でよしとするサイトが多い中、貴重な情報をありがとうございます。
Posted by みつお at 2013年04月12日 12:09
>みつおさん
お役にたてて何よりです。
案外この手の一般的な記号って出しづらいんですよねえ。
Posted by かんりにん at 2013年04月17日 00:49
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