よくアクセスがあるものをまとめておきました。右バーのカテゴリ別も参照ください。

レポート・実験データ等のまとめ
・研究室に貼っておくと便利な表などをあつめてみた(現在も随時更新追加中)
・検索・計算に使える化学サイトをあつめてみた
・特殊記号の出し方・ショートカットキーまとめ
・MS WORDショートカットや特殊アルファベットの入力法まとめ
・Powerpointのショートカットキー
・出版社ごとのオープンアクセス化費用をまとめてみた(有機合成化学向け)
・ネットコンテンツを参考文献に挙げる話
・情報ソースはウィキペディア、な論文の話
・タダで読めるけど・・・−オープンジャーナルのあやしい世界
・最近のOLのはなし

材料化学・自然化学・疑似化学
・ボーイング787の窓の秘密とクロミック材料の話
・アメフラシの紫汁の謎
・タコが光ってもいいじゃなイカ!−青い毒タコ・ヒョウモンダコ科の秘密−
・やけど虫の毒と抗がん活性
・世界一大きい花の臭いの話
・はじけるキャンディ・ドンパッチの話
・危険なDHMO? SDS(MSDS)の話
・水を脱水した話
・高校生が高価な薬分子を格安で作った、という話
・創薬分子が天然から採れた!!と思ったら・・・な話

有機合成化学実験
・Swern酸化の利点
・光延"反転"の話
・実験、爆発:やってはいけない組み合わせ
・モレキュラーシーブスは塩基か酸性か
・TBAFにモレシな話
・モレキュラーシーブスの乾燥法で収率が変わった話
・原料の不純物で反応が行ったり行かなかったりした話

大学講義の初級有機化学
・フィッシャー投影式をジグザグ式に変換する方法
・ニューマン投影式の理解の仕方
・R/S表記やE/Z表記など

2018年01月29日

【追記あり】ChemDraw等ソフトで異常に小さくなってしまったツールバーを大きくする方法

(2018.1.30変更: スタイルシートの部分を修正大幅カットして一体化;ChemDrawお値段リンク追加)

ChemDrawといえば有機化学系でも必須のソフトですが、個人で買うにはお高すぎるので大学からのサイトライセンスで使用している方がほとんどかと思います。サイトライセンスだと1つのシリアルナンバーで3個くらいのPCに入れられるのでオフィス用のパソコンに加えて、出張でのノートパソコンにも入れられるようになっています。

・ChemOffice, ChemDwar製品価格(HULINKS)

改めて値段見たら昔見た値段の倍くらいになってるんですがそれは。

で、最近新しくノーパソを買ったのでChemDrawを早速導入しました。(∩´∀`)∩
これでスタバでドヤれる効率的な作業を加速させて、1億総活躍社会におけるSociety 5.0の実現を通じてスーパー日本人の育成としなやかほっこりハピネス社会の創生にまい進し・・・・


0_ChemDraw小さい_LI.jpg


  ( ゚д゚)    
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/   /
     ̄ ̄ ̄

1_ChemDraw普通の大きさ_LI.jpg

  ( ゚д゚ )   
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/   /
     ̄ ̄ ̄



Inked1_比較note_LI.jpgInked1_比較desktop_LI.jpg
←ノーパソ・Surface等        デスクトップ→



ああああああああああああああああああああ
ツールバー小せええええええええええええ!!!!!!
ヽ(`Д´#)ノヽ(`Д´#)ノヽ(`Д´#)ノ


なんなのこれ!?半分以下じゃん大きさ!!!
小さすぎてカーソル合わせんのめっちゃしんどいちゅーねん!そもそも最近小さい文字読みづらいからますます使いづらいというかもはやこれ使えないレベルなんじゃゴルァア!!!!!!

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2018年1月29追記
反響を見てるとどうも主にSurfaceユーザーが特にこの症状でお困りの様子。
まあかくいう私もなんですが。
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とまあこんな風に困ったことになってしまったので、その解決法の備忘録を兼ねてまとめました。なおこの方法はChemDrawに限らずほかのソフトにも適用可能です。

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posted by 樹 at 09:00 | Comment(2) | 化学とネット・PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月18日

原料の不純物で反応が行ったり行かなかったりした話

合成反応において、用いたものに意図せず含まれていた不純物が成否に決定的となることがあります。野崎-檜山-岸-高井(NHK)反応におけるCr試薬中の不純物であった微量Niがカギを握っていた話は有名ですし、実は使っていた試薬は関係なくて、それに含まれていた微量成分だけが活性種だったという場合もあります。鉄触媒反応で当時ブイブイ言わせていたBolmが、実は鉄に含まれていた銅やパラジウムが真の活性種で鉄はいらんかったんや!だとわかって以降、鉄触媒反応を完全になかったことにして別な方向行っちゃったなんてこともあったり。

impurity_01.jpg

S. L. Buchwald, C. Bolm
On the Role of Metal Contaminants in Catalyses with FeCl3
Angew. Chem. Int. Ed. 2009, 48, 5586


・鉄の仮面の下に (有機化学美術館・分館)

・パラジウムが要らない鈴木カップリング反応!?(Chem-Station)


もちろん触媒や試薬のクオリティだけでなく、反応に用いる原料基質そのものの純度が一番重要であることは言うまでもありません。話は関連してるようであんまりしてないのですが、マメコガネの性フェロモンである(-)-Japonilureの鏡像体である(+)体は、(-)体の強力な阻害剤として働き、たった1%混ざるだけで活性が2/3に減弱し、混入が20%、すなわち光学純度が60%eeにまでなるとすっかり活性がなくなってしまいます。光学純度は大事だよっていう例にもよく出されます。

impurity_02.jpg

A. T. Proveaux, et al.
Identification of the female Japanese beetle pheromone: inhibition of male response by an enantiomer
Science 1977, 197, 789


Reviews: K.Mori
Pheromones: synthesis and bioactivity
Chem. Commun. 1997, 1153


Semiochemicals - Synthesis, Stereochemistry, and Bioactivity
Eur. J. Org. Chem. 1998, 1479



というわけで、今回は試薬の方ではなく、原料基質に含まれていた不純物で反応が行かなくなったり、逆に行くようになったりした話です。

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posted by 樹 at 00:30 | Comment(0) | 事故・爆発・毒物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする