よくアクセスがあるものをまとめておきました。右バーのカテゴリ別も参照ください。

レポート・実験データ等のまとめ
・研究室に貼っておくと便利な表などをあつめてみた(現在も随時更新追加中)
・検索・計算に使える化学サイトをあつめてみた
・特殊記号の出し方・ショートカットキーまとめ
・MS WORDショートカットや特殊アルファベットの入力法まとめ
・Powerpointのショートカットキー
・出版社ごとのオープンアクセス化費用をまとめてみた(有機合成化学向け)
・ネットコンテンツを参考文献に挙げる話
・情報ソースはウィキペディア、な論文の話
・タダで読めるけど・・・-オープンジャーナルのあやしい世界
・最近のOLのはなし

材料化学・自然化学・疑似化学
・ボーイング787の窓の秘密とクロミック材料の話
・アメフラシの紫汁の謎
・タコが光ってもいいじゃなイカ!-青い毒タコ・ヒョウモンダコ科の秘密-
・やけど虫の毒と抗がん活性
・世界一大きい花の臭いの話
・竜の血の赤、虫の赤
・撤回された天然竜血分子が全合成で確かめられた話
・はじけるキャンディ・ドンパッチの話
・危険なDHMO? SDS(MSDS)の話
・水を脱水した話
・高校生が高価な薬分子を格安で作った、という話
・人工分子は天然に存在しないのか―抗がん剤分解物は妖精さんだった話―
・創薬分子が天然から採れた!!と思ったら・・・な話

有機合成化学実験
・Swern酸化の利点
・光延"反転"の話
・実験、爆発:やってはいけない組み合わせ
・モレキュラーシーブスは塩基か酸性か
・TBAFにモレシな話
・モレキュラーシーブスの乾燥法で収率が変わった話
・原料の不純物で反応が行ったり行かなかったりした話

大学講義の初級有機化学
・フィッシャー投影式をジグザグ式に変換する方法
・ニューマン投影式の理解の仕方
・R/S表記やE/Z表記など

2019年03月15日

博士号出すのに投稿論文って必須なんですかね

なんかブログを新システムに移行せよとか言われたのですが、横幅とかそういう設定が全部リセットされててそれの復旧にめちゃくちゃ手間取って、そしたら修論だのなんだののシーズン来ちゃって更新できる余裕がとてもなかったんですが、気付いたら2か月以上空いてたのね(ヽ’ω`)

ぼちぼち再開したいと思いますがその前に軽い話(軽いのか?)。年末恒例の愚痴ポストをしてなかったので年度末に。いや表題の通り、「博士号を出す、取るのに投稿論文が必須っておかしくね?」って話です。


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posted by 樹 at 12:00| Comment(1) | 有機化学雑記 | 更新情報をチェックする

2018年12月25日

「2018年論文オブザイヤーを選んでみた」あらため「2018年論文を振り返ってみた」

(2018 12/25: 北大鈴木研の最長C-C分子の構造を修正)

メリー苦しみますクリスマス!

昨年は年末にこんな企画を勝手にやってました。

2017年有機合成化学論文オブザイヤーを勝手に選んでみた

前回は10月くらいになってからこの企画を思いついたので上半期論文がろくに入ってこなかったのですが、今年もオブザイヤーを勝手に選ぶべく、年始から候補を集めて年末企画(?)に備えておりました!

その結果、前回以上に絞りに絞ってもなお「オブザイヤーとは一体なんだったのか」というレベルの分量になってしまったので、もう単純に2018年を振り返る論文という扱いにしました(;´Д`)

そんなわけで、めっちゃなげーぞ!覚悟しろ!


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posted by 樹 at 09:00| Comment(0) | 有機化学 | 更新情報をチェックする

2018年11月13日

アリルGrignard試薬だけ違う話

順調に実生活でこれの中の人であることが広まりつつある管理人ですおはようございます(白目)

さて、有機マグネシウムハライド試薬ことGrignard試薬(R-Mg-X)は有機合成において最も一般的な試薬の一つであり、
窒素・アルゴン雰囲気下での初めての反応として使うことも多いかと思います。ハロゲン化物(R-X)に対して活性化した金属マグネシウムを作用させて酸化的挿入、もしくはiPrMgBrを用いた交換反応によって一般的には調製しますが、Me, Et, Ph, H2C=CH, HC≡Cなど汎用的なものの場合には買っちゃったほうが早いか。

1GrignardAllyl10Intro.jpg

使用用途としては、単純に言えばカルバニオン(R-)ソースなので、カルボニルに炭素ユニットをぶっ挿したり、銅触媒を併用して不飽和ケトンに1,4-付加したりするのによく使われます。また、クロスカップリング的にはNi触媒による熊田カップリングにも用いられます。ただ、その詳細な反応機構は有機リチウム種と同様簡単なものではなく、会合状態や選択性に影響する場合もあれば、Grignard試薬の場合にはジアルキルMgとMgX2とのSchlenk平衡が存在し、こう言った化学種が影響することもあります。まあなんにしても様々な種類のアルキル、アリールユニットを持った試薬の調製例が知られていますし、信頼度の高い反応として幅広く利用されております。



ところで、


GrignardAllyl01Aizen.jpg


ちなみに過去の藍染シリーズ(?)↓
・光延"反転"の話
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posted by 樹 at 09:00| Comment(0) | 有機化学 | 更新情報をチェックする

2018年09月08日

勝手に投稿したことをなかったことにしようとした話

そろそろ年末ですね(気が早い

というわけで去年に引き続き、「2018年の論文オブザイヤー」をそろそろ考えていかないといけないなあと思ったり。ちなみにすでに候補が100報超えてて大変なことになっているのは内緒。

2017年有機合成化学論文オブザイヤーを勝手に選んでみた

で、去年のやつのオチは「論文撤回オブザイヤー」だったので今年もそれにしようかと思い候補を探していたのですが(下衆)、あまりにもあんまりな撤回モノがあり、とても1コーナーで収まるような話ではなかったので、短めではありますが独立して書いてみようと思います。


2018Retraction01.png


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posted by 樹 at 23:03| Comment(1) | 研究・論文不正 | 更新情報をチェックする

2018年08月05日

論文インパクトファクター合計値などを集計するエクセル表を作ってみた

(8/5,6ちょいちょい修正追記)

なんかまた某省の改革(笑)でこっちが振り回されるようで。

国立大教員、業績給拡大へ 年功序列にメス (日刊工業新聞, 7/30)


業績給だけだと聞こえはいいですが、リンク先の図の通り、基本給を激減させたうえでの成果給なのでまあ金減らし以外の何物でもないわけで。まあ某省の悪口はみんな言ってるからここでは言いません。一律減点のアレでなんか裏口だの助成がらみの癒着とかから矛先それてニヤニヤしてそうですがさっさと解体されてくださいどうぞ。

個人的に気にしてるのがその業績のカウントの仕方。大学に依るんでしょうけど、話題になってる(?)高知工大だと論文の「コレスポ・1st著者」という項目も考慮されるようです。ところで「発表・講演の採択率」も評価項目にあるんだけどこれいちいち応募者数とか調べなきゃだめなの?めんどくさ。




最近はだいぶ減りましたが、今でも部下の業績でも大ボス「だけ」に*が付いて、かつ学生を1stにするところが結構あります。1stは学生でもいいんですけど部下スタッフの業績なのに*が付いてないので、よそ(国外・分野外)から見ると全部ボスの吸い上げとして大ボスだけが評価される話にもなります。アレのアレでボスだけアレしたとか有名。

で、これまでは単なる業績の収奪だけで済んでたけど『内輪ではみんなわかってるからへーきへーき』っていうところでまだどうにか我慢もされてきたわけですが(それもどうよ)、こういう給与での評価に関係する項目が出てくる(基本給は減る)と、業績以上に生活にかかわる『ボスによる給料の収奪・吸い上げ』にもなってくるんではないですかね。それこそ訴訟バンバン出てきそう、というか出てきて揉めりゃ良いのよ。一般向けにも「上司に業績奪われた!」って言われるより「上司に給料奪われた!」っていう方が食いつきよくなるし。


もう一つの問題がインパクトファクター(IF)。本来雑誌そのもののインパクトであって個別論文の評価ではないのですが、現実問題としてそれを業績の指標に使われている例は山ほどあります。その上IF値を足すだの掛けるだのもはや本来の意味とはかけ離れまくった、単なるドラゴンボールでいうところの戦闘力みたいな使われ方しかしなくなっております。お隣のどっかの機関だとIFの合計が20ないと学位をやらないとかいうところがあるってだいぶ前聞いたし、うちも業績評価に投稿論文の雑誌インパクトファクターを出せとだいぶ前から言われております。

先の高知工大でもそのような評価をしているようで(サイトのJournal Citation Reportsがそれ。Q1-4のカテゴリは全IF評価対象誌を分野ごとで分け、それの上位4分のXに該当するかを表す。つまりQ4は上から4/4なのでドベクラス)、いいとこに出すとおちんぎんいっぱいもらえるシステムはこれから全国でますます広がるでしょう。

となると、だれがIF値低いところなんかに出すかちゅうねん!雑誌のIF値向上運動なんかはそんなもん上がりきった人間がやれよ派なんですが、もろに給与にかかわってくる(出しても金としての評価がない)となると職位関係なく投稿にはネガティブにしかならないでしょうね。まあ総説投げとけば労力としては少ないか。あと、IF値って2年たたないと数字が付かないので、たとえそれがNatureの増やすのいい加減にしろよ姉妹紙であったとしても新興論文誌に投稿した論文業績の評価もこれでは底辺扱いになってしまいます。そうなるとやっぱり新しいところにも出すモチベーションというのは低くなるでしょうなあ。



さて、そんな問題だらけなのにIFの支配がますます広がる中、こっちとしてもそれなりに対応が必要となってきます。特にIF値の合計などは実際いろいろなとこで要求されるので都度調べるの実にめんどくさいし、なんせIF値は毎年変わるのでまとめたところで翌年には使えない(;´Д`)

というわけで、今までの論文のIF値を簡単に集計するためのエクセル方眼紙・神エクセル表を作ったので自分用メモもかねて置いておきます。
と、偉そうな書き出しをしましたが、単にTBSの「インパクトファクター合計値を競うことで院長になれる某ドラマ」に感化されただけですはい(実際原案は4月から構想は5月からあった、こう書くとなんか壮大な感じするけどめんどくさくてやってなかっただけですはい)。


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posted by 樹 at 17:30| Comment(0) | 化学とネット・PC | 更新情報をチェックする